2021実践女子大学栄養生化学?高崎健康福祉大学 臨床栄養学合同ゼミ発表会
<指導教員>中村 彰男
<活動日時>2021年8月31日~2021年9月1日
<発表場所>高崎健康福祉大学
高崎健康福祉大学?健康栄養学科の臨床栄養学?河原田ゼミとの合同ゼミ研究発表会を群馬県高崎市にて行う。細胞の運命には細胞死を未然に防ぐオートファジーや個体のために敢えて細胞を意図的に自殺させるアポトーシスが生命現象を解明する上で重要なシステムであることが明らかにされつつある。前者は大隅良典博士が2016 年「オートファジーの仕組みの解明」により、後者はロバート?ホロビッツ博士が 2002 年 「アポトーシスの解明」によりそれぞれノーベル生理学 · 医学賞を受賞している。本年度の合同ゼミ研究発表会では、トピックスに関する講演を担当し、本学からは 2 名の卒論ゼミ生が研究発表会に参加し研究成果を発表する。
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2021年度

昨年度に引き続き2021年8月31日と9月1日の2日間で、高崎健康福祉大学の臨床栄養学ゼミとの実践女子大学の栄養生化学ゼミの合同ゼミ研究発表会が群馬県高崎市の高崎健康福祉大学キャンパスにて開催された。この企画は大学間の研究交流を通して、仲間作りと、幅広い知識を得るために数年前から計画し、2回目の開催となった。合同ゼミの1日目は、中村教授による、「細胞の低酸素応答」という演題で基調講演を行った。この講演では細胞が低酸素状態になる仕組みや、低酸素環境下での応答分子のメカニズム、さらに低酸素状態になった場合に引き起こされる症状などの説明を聞き、知識を深めることが出来た。2日目には、昨年と同様にそれぞれの卒論研究データをまとめて学会形式で口頭発表を行った。普段では他大学の先生や学生の方から研究についての意見を頂く機会はほとんどないが、今回は多くの貴重な意見を頂くことができた。さらに他の人の研究発表を聞くことで自分の研究に活かしていきたい部分や課題が見つかり、とても勉強になった。
研究発表会の休憩時間や終了後には、コロナ禍で三密を避け、学生の交流会を行った。学生生活のさまざまな話題について語り、とても有意義な時間を過ごすことができた。
コロナ禍の影響でさまざまな制約があり、多くの人の前で研究発表をする機会を失っていたので、今回の合同セミナーの開催は学生達が成果を発表する良い機会となった。この発表会を通して、多くのことを学び、吸収することができ、とても充実した2日間であった。(学生報告書より)