4女子大学協業産学プロジェクト
<指導教員>大川 知子
<発表日時>2023年2月7日
<発表場所>オンライン発表
ファッションビジネス研究室3年生の後期のゼミ活動として、今年度で10年目を迎える株式会社ルミネ(営業本部マーケティングコミュニケーション部)とのプロジェクトを、女子大学連携として実施する。今年度は、昨年度の大妻女子大学工芸デザイン研究室(須藤良子専任講師)、女子美術大学プロダクトデザイン専攻(松本博子教授)の他、跡見学園女子大学生活環境マネジメント学科(深町浩祥准教授)が再び参加され、過去最大の四大学で実施する。
4ケ月に亘る本プロジェクトは、学生たちが課題に対して自ら仮説を立て、調査を実施し、他大学の学生達との議論を重ねながら、チームワークやリーダーシップ等を醸成することが出来る、大変貴重な成長の場となっている。
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2022年度

今年度で10年目を迎えたファッションビジネス研究室3年生の参学プロジェクトとして、株式会社ルミネ営業本部マーケティングコミュニケーション部との取り組みを実施した。今年は、昨年度に引き続き女子美術大学の松本博子教授(副学長)のお声掛けで、同校の有志の皆さん9名、大妻女子大学工芸デザイン研究室(須藤良子専任講師)のゼミ生12名、及び2年前にも参加して下さった跡見学園大学(深町浩祥准教授)のゼミ生12名、当研究室の10名の計41名の学生が、4ケ月に亘るプロジェクトを実施した。
今年度もZOOMでの実施となり、41名を6つのチームに分け、10月8日にルミネ側のプロジェクト担当者の渡名喜暁子氏による課題提示後、各グループで設定した週に一度のミーティングの他、毎木曜日に相談会を設け、更に月に1回、全員が集合する合同ミーティングを実施し、去る2月7日に最終報告会を実施した。先ず、本格的なグループワークに入る前に、自分たちの実感から企画を考える為に、「生活者発想の重要性」をテーマに、博報堂生活総合研究所の主席研究員である夏山明美氏に講演いただいた。
今年度提示されたテーマは、「リアルとデジタルを融合した新しいルミネの形とは—Z世代響く新しいサービス」という内容であった。報告会当日は、繊研新聞の河邑記者にも出席いただき、3月23日の3面に掲載(※資料添付)いただいた他、大学広報担当の方が大学のホームページにも内容をアップしていただいた。
近隣のルミネ立川店と5年間、そして、女子大学協業でのルミネのマーケティング本部の皆様と5年間、計10年間継続して来たが、10年をひとつの区切りとして、これまでの形は一旦終止符を打つ。プロジェクトはの労度は、今年も高かったが、各大学の学生達のアンケートからも「自分自身の成長を感じた」等、多数の声が寄せられ、一定の成果があったと考える。