生活科学部 生活文化学科 准教授
作田 由衣子(さくた ゆいこ)
SAKUTA Yuiko
専門分野?専攻 | 認知心理学、知覚心理学 |
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個人ホームページ | https://sites.google.com/site/yuikosakuta/ |
教育研究情報 | 研究者情報データベースへのリンク |
最近の研究テーマ等
主に感性の働きが人の知覚や認知に及ぼす影響を研究しています。
1. 印象の知覚が記憶に及ぼす影響:人の顔やモノなど、様々な対象から自動的に生じる印象について分析を行い、印象が記憶や認知に及ぼす影響を詳細に検討します。
2. 乳幼児でも顔から印象を知覚できるか:子どもでも、大人と同じように顔やモノから印象を感じることができるかを検討します。
その他、印象知覚の文化差などの研究も行っています。
主な担当授業と概要
心理学研究法
この授業では、心理学の研究法について概観するとともに、基礎的な統計学的知識を身につけ、基本的な統計資料の読み方やデータの分析に関して理解していく。さらに、心理学の主要な方法の1つである実験計画法について、実習を通して体験的に理解する。
知覚?認知心理学a
この授業では、認知心理学の様々な研究分野について紹介する。特に、ここでは感覚?知覚などの認知過程に焦点を当てる。
受験生へのメッセージ
高校生のみなさんは、まだ自分が将来何をしたいか定まっていない方も多いかと思います。本学科では、単に受動的に講義を受けるだけでなく、様々な実習などを通して、生活に根ざした問題について能動的に考える力を養うことを目指しています。「心理学」については誤解されることが多い分野かと思いますが、実際に授業や実習を通して心理学で取り扱うテーマの幅広さや面白さを体感するとともに、科学的な物の見方、考え方を身につけてもらえればと思います。