「生活空間設計製図1」は、3年生前期に履修される科目であり、与えられた課題を理解し、分析するとともに、その建物がおかれる環境を含めて検討するという本格的な計画?設計を行い、それを目に見えるかたちで表現する最初の演習に位置づけられています。
自分が生活する空間を、いかにつくり出すか、ということをテーマに、半期で2課題に取り組み、前半では、パーソナル?スペースとしての「離れ舎」を計画し、後半では、「10年後の自分の住まい」を考えるという課題としています。どちらの課題も、計画する建物がおかれる環境を十分理解し、検証することで、自分なりの生活空間を想像し、創造すること目標としています。
自分のデザインした空間を、図面や模型で表現し、それらを用いて講評会でプレゼンテーションを行います。ここでは、その中で比較的優秀なもの、独自の視点を持って作られたものを中心に紹介しています。
(高田典夫/建築デザイン研究室)