「どんな色が好きですか?」
そう聞かれたら、あなたはどんな色をイメージするでしょう。
「赤」、「ピンク」、「水色」、「白」、...。
その時思い浮かべた色は、あなたの心の状態と関連があるかもしれません。
男子411名、女子618名の高校生に、好きな色を11色から選んでもらい、さらに自己意識についての59の質問に答えてもらう調査を実施しました。
その結果からは、自分の人生を受け容れ、家族にもいい感情を抱いていて、気の許せる友達もいて、目標もあって....というような人、今風に言えば「リア充」な人は、赤やピンクを好む傾向があるみたいです。
反対に「nonリア充」な人には、青や緑、黒などを好み、赤やピンクを好まない傾向が見られました。
本当は、もっと細かい分析をしているんですが、それを紹介すると論文になってしまうのでこれくらいで。
ちなみに、男子高校生の方が女子高校生よりも、着たい服の色と好きな色の関連が強く出ていました。女性のほうが服装色の選択肢が多そうですね。もしかすると、女子の方が「似合う」や「流行」ということを意識して、着たい服の色に対するこだわりが強いのでしょうか。
高校生の自己意識と嗜好色?嫌悪色との関係(松田麻祐?山下萌子)より