食品学実験a(9/23)
食品学実験a(9/23)
食生活科学科助手M.S
実りの秋を迎え、食べ物がおいしい季節となりました。
長い夏休みも終わり、いよいよ本学では9月21日から後期の授業が始まりました。
日野キャンパスでは、感染症対策をしながら後期も一部の科目で対面授業を行っています。
その中で今回は、管理栄養士専攻3年生の「食品学実験a」の授業風景をご紹介します。
食品学実験aでは身近な食材を用い、定性?定量実験などを行い、その食品の特性や成分の化学的特性について理解を深めていきます。
第1回目の授業では、最初に実験器具の種類や基本操作について学び、その後実際に溶液を調整し、糖度の測定を行いました。
20%砂糖水を調製し、その後20%砂糖水を10倍希釈液に調整している様子です。
慣れない実験器具に、「うまくできた!」や「難しい」と苦戦する学生もいました
そして、10倍希釈されているか糖度計を用いて確認します。
その後実際に、身近にあるりんご?オレンジ?ゴールドキウイ?グリーンキウイ
濃縮還元100%りんごジュース、オレンジジュースを試料とし糖度を測定しました。
とある班では、ゴールドキウイとグリーンキウイとで糖度に差があることに、新しい発見をしたという声や、自分たちの好きな果物でも糖度を測定してみたいという声がありました。
実験を終えた後は、結果に基づきどうしてこのような測定値を得られたのか自分たちの考えでまとめていきます。
食品学実験aでは他にも、糖の定性実験や食品に含まれる有機酸量を算出します。
実験を通して、食品成分の化学的特性について広く理解できるよう取り組んでいきましょう。