CLEIP GUIDEBOOK2024
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YADSTUDカナダイギリスオランダマレーシア韓 国※大学留学参加時の内容です。12私は、英語を自分の武器と言えるレベルに引き上げたいと考えていました。大学三年次から就職活動をしていた際に「自分のやりたいこと」が分からず、自分と向き合う時間が必要だと思いました。そのため、全ての困難を自分で乗り越えなくてはならない場所に身を置き、知らない世界に触れることで、自分の視野を広げながら自分自身を知っていきたいと考え留学を決めました。その後は、アウトプットの学習法に切り替え、学内の英語イベントのほぼ全てに参加し準備しました。留学当初、グループプロジェクトの授業で、ネイティブスピーカーのチームでプレゼンテーションの準備を行った際は大変でした。初回は何も発言できず、悔しくて泣きながら寮に帰った事を覚えています。しかし、わからないからといって黙るのではなく、わからないならそれを伝える事が必要だと自分を仕切り直しました。その後は、違う姿勢で取り組めるようになり、英語への緊張感や不安も減ったように感じます。留学は毎日が挑戦と決断の連続です。見知らぬ地でひとり、常に自己と向き合いたくさん悩みます。しかし、思い切って留学をしてよかったと言い切る事ができるのも事実です。日本では気付けなかった多くの学びを得られ、自分自身をより知る事が出来ます。この過程を学生時代に、社会に出る前に踏めたのも非常に意味のある事だったと感じています。「留学で人生変わる」とよく言われますが、私の場合は英語力などのハード面ではなく、日常における小さな気付きのようなソフト面での学びが今後の人生にもずっと生き続けてくるだろうなと感じています。授業内では英語の文法などの基本的なことを習いますが、学校外での日常会話も大切にしたいと思ったのでサークル活動に参加したりほかの国出身の友達をカフェに誘ったりして英語を話す時間を意識的に作るようにしました。また、留学した町ならではのことを体験したいと思い、サッカー観戦やパブ、カフェに足を運びイギリスの文化、食事、雰囲気を楽しみました。国籍豊かなクラスメイトと過ごすことでいろんな国について知ることができ、自分の視野を広げるとても貴重な経験をすることができたと思います。オランダ留学は海外渡航経験がない私にとって毎日が挑戦の連続でした。電車や買い物、学校に行くのも、始めはとても緊張しました。しかし、オランダの学生はみんなとても優しく、授業や日常生活で困ったことがあるといつも助けてくれました。異なる文化の人と話したり、勉強をしたりすることでより広い視野をもって物事を考えることができるようになりました。大変なこともありましたが、もっとみんなと英語で話せるようになりたいと思うことで頑張ることができました。留学で私は英語力の向上とそれ以上に自分に自信がつき、強くなったと感じました。初めての外国渡航で右も左も分からなかったため、とにかく不安でした。最初は拙い英語だったけれどマレーシアの方達はとても温かく、私が英語に詰まっていても「ゆっくりで大丈夫だよ」と私のことを気にかけてくれました。授業中には先生が何度も私が理解できているか確認してくれて、テスト前には学生が一緒に勉強してくれ、とても心強かったです。この留学で私は「初めて」のことを多く経験しました。新しい世界を知ることができ、新鮮で濃い半年間を過ごすことができました。小さい頃から韓国の文化芸能に触れていて、韓国で暮らしたい思いがあり、韓国に交換留学が可能な実践女子大学に入学しました。留学では、机に向かって勉強するだけでなく、留学でしか伸ばせないスピーキング力を養い、韓国人や韓国の文化に触れ多様性の理解を身に着けたいと思っていました。授業を受けるうちに韓国の大学生とも仲良くなり、この留学で、挑戦すればできないことはないと思えるようになり、怖いものが少なくなりました。一人で飛行機に乗る、新しい環境に飛び込むなど、まだまだ怖いと思う瞬間が沢山ありますが、自分は何でもできるという自信がつき、立ち止まらずに進み続けることができるようになりました。また、多くの人に出会い、関わったことでひとつの考え方に固執しなくなり、感情のコントロールが以前よりできるようになったと感じます。フレーザーバレー大学英文学科 Fさん(参加時4年)サセックス大学英文学科 Tさん(参加時2年)留学参加者の感想オランダ国立南大学英文学科 Sさん(参加時2年)マレーシア?トゥンク?アブドゥル? ラーマン大学英文学科 Yさん(参加時2年)檀国大学校生活文化学科 Hさん(参加時2年) ABRO

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