竹内 光悦(人間社会学部社会デザイン学科教授)
(統計科学、行動計量学、統計教育)
『データ分析の基礎-生成AIではじめる統計?データサイエンス』
日本統計学会統計教育分科会/JDSSP高等学校データサイエンス教育研究会 編
出版社:東京図書(2025年5月)
生成AIによる新しいデータ分析の入門書!
ChatGPTのような、データ分析を対話型で実行し分析の深堀りを支援する生成AIが登場したことで、これまでとは異なるアプローチでデータ分析が可能になりました。本書では、このようなChatGPTの活用法を具体的な実行事例で紹介し、会話を通じてデータ分析をどのように行えるかを学んでいきます。従来の統計ツールとは一線を画す新しいデータ分析の形を体験し、デジタル時代の新しいデータに基づく思考法を身につけるきっかけとなる、データ分析の入門書です。
■著者より
データ分析は、適切な意思決定を行うために欠かせない知識と技能です。しかし、「理系のもの」「専門家のもの」という印象から、苦手意識を持つ人も少なくありません。また近年は生成AIが急速に発展し、さまざまな分野での活用が期待されています。
本書では、こうした状況を踏まえ、文系?理系を問わず多くの方がデータ分析に親しめるよう、基礎から応用までを生成AIを活用しながら紹介しています。生成AIを使うことで、難しい理論や複雑な統計ソフトを使わずに一通りの分析を学ぶことができ、同時に活用する際の注意点も理解できます。
ぜひ本書を通じて、データ分析の第一歩を踏み出してみてください。
■目次
第1章 データの理解とChatGPTの力
第2章 ChatGPTと学ぶ統計学基礎
第3章 データ分析と可視化
第4章 データサイエンスの基本モデル活用
第5章 検証のためのPythonを用いたコーディング環境構築入門
第6章 データ倫理とデータ分析でのChatGPT使用上の注意点