斎藤　明(大学　現代社会学科 准教授）

女性の働き方と幸福度に関する研究プロジェクト

2018.4.1～2021.3.31

働き方改革や女性活躍に関する取組みが女性のワークライフに与える影響について幸福度で検証し、幸福度の診断サービスを構築することで、女性が幸せに働き社会で活躍する環境づくりに貢献する。

2017年3月に発表された「働き方改革実行計画」でも「多様な女性活躍の推進」が施策に掲げられ、一人ひとりの女性が自らの希望に応じて活躍できる社会づくりが重視されている。具体的には労働時間や女性の管理職比率など、女性活躍に関する企業の情報が確実に公表される制度改正も検討される。
一方で必ずしも管理職を希望しない女性もいる中で、女性の働き方や活躍に必要とされている諸制度や施策が、実際に働く女性を幸福にしているかに着目し、多様な女性の働き方と幸福度に関する調査研究を行う。具体的には、個人および法人(女性活躍を推進している企業等)を対象とした調査を実施し、他調査結果とも比較研究を行い、女性が幸せに働き活躍できる環境づくりに貢献する。