プロダクトデザイン研究室では、
後期より3年生のゼミの授業で新規プロジェクトが始まりました。
内容はというと、「特定非営利活動法人 生物多様性農業支援センターのプロモーション計画」ということで、田んぼが多くの生物を育んでいるということを世間に知ってもらう、また意識を高めてもらうための表現の開発?デザインを行っていきます。
一見、デザインとはかけ離れていそうな田んぼがテーマとなるので、
とても難しい課題となりそうです。
そこで、先ずは自分たちが田んぼのことを知らなくては??
ということで、10月の半ば、「生きもの調査」へ行ってきました。
生物多様性農業支援センターの生きもの調査インストラクター同行のもと、日野市の田んぼと水路を調査してきました。
今回は初級調査ということで、どのような生きものがいるかを探して確認し合い、種の同定を行うというものでした。
稲刈り後の水のない田んぼでしたが、
様々な生きものを見つけることが出来ました。
カエル、バッタ、クモ、カメムシ等々。
女子学生はあまり盛り上がらないのでは??と思っていましたが、
みんな夢中で生きものを探していました。
このような経験は小学生以来かもしれません。
久々に自然に触れることでき、リフレッシュすることもできました!!
これからさらに深く調査していき、
企画、プレゼンに入っていきます。
難しい課題となりますが、頑張って欲しいと思います。
どんな企画がでてくるのか楽しみです!!
(C. Shinohara)
ゼミ合宿での弘前市内、とあるホテルで、
「趣のある建物」という冊子が
チェックインの際にルームキーと一緒に配布されました。
弘前市内は、歴史的な建造物や
明治大正期の洋風建築などの文化財が多く残されています。
また文化財に指定されていないものの、
歴史と文化が息づく情緒豊かな建物も数多く点在しているため、
それらを「趣のある建物」として指定して
市民や観光客に発信するという、取り組みのようです。
もちろんそれにも認定されている、
建築家前川国男の建物が私たちの目的でしたが、
冊子を片手に市内を散策すると多くの古い建物が大切に使われ、
残されていることに気がつきました。
前川建築をとってみても、
市民会館を案内してくださった館長さんの言葉の節々からは
前川建築への愛情を感じました。
街全体で建物を大切に守っていることが伝わり、
とても魅力的な街だと感じました。
2010年建築デザイン研究室は青森秋田岩手と東北三県を周り、
今年もたくさんの有名建築とおいしい名産物を堪能してきました。
十和田市現代美術館/西沢立衛
国際芸術センター青森/安藤忠雄
青森県立美術館/青木淳
弘前市庁舎/前川国男
弘前市民会館/前川国男
弘前市立博物館/前川国男
弘前緑の相談所/前川国男
弘前中央高校講堂/前川国男
木村産業研究所/前川国男
弘前斎場/前川国男
弘前市民病院/前川国男
大館樹海ドーム/伊東豊雄
安比グランドホテル/谷口吉生
急に季節が代わり、めっきり寒くなってしまいましだが、
前回予告もしたので、夏休中のゼミ合宿についてご紹介しました。
(Y. Taki)
10月半ば、学校のイチョウ並木も銀杏を落とし始める季節となりました。
すっかり秋ですね。
本日、研究室にて卒業研究の中間発表会が行われました。
中間発表とは卒業研究の進捗を見るものです。
発表は今日明日の2日に分けて行われるのですが、
本日の発表内容は「なぜ人は写真を撮るのか」「漫画とアニメに関する考察」「タヒチアンダンスについて」でした。
正直このままで大丈夫かな?
とちょっと心配になってしまう発表もありましたが、
今回の発表でそれぞれ課題が見えたと思いますので、
めげずに2月の本番まで頑張ってほしいと思います。
(M. Kitta)
大学構内に隠れた名所を発見しました。
大学本館の屋上から、なんと!!
東京スカイツリーが見えるそうです。
写真はY先生が撮影されたものですが、
うっすらとツリーが写っているのが分かりますか?
スカイツリーが建っている墨田区と大学がある日野市は
電車で約1時間かかる距離なのですが、
ここ日野からでもこんなに大きく見えるとは…。
私はツリーを近くで見たことはないのですが、
あらためてスカイツリーって大きな建物なんだなぁと感じました。
建設途中の今の高さは478m(2010.10.2現在)だそうですが、
完成すると634mになるそうです。
これからツリーがどんな風に成長していくのか、楽しみですね。
(T. Matsumoto)