生活環境学科の専門科目で用いる実習室や実験室を紹介します。
一人一机使う事ができる開放的な製図室です。思う存分課題、卒業研究にとりかかれる魅力ある空間となっています。
誰でも自由に本を借りたり、読んだりできるスペースです。貸し出しを希望の方は建築デザイン研究室までお気軽にどうぞ!
この部屋では幅広の作業机を利用して、パッケージの模型が作られたり、折り紙建築が造られたり、浴衣の制作が行われたりします。今年は430と共に『卒業制作展』の会場にもなりました。
この演習室では、主に建築関係の製図、およびデザイン?制作の基礎的な演習を行っています。授業時間の空き時間には、自主的に製図課題に取り組む学生の姿があります。授業で制作した図面や模型の展示も行っています。
通常の実験スペースの他、シールドルーム(生体電気を測定する)および寒冷型人工気候室(零下30℃まで制御可能)を備えています。写真は、酷寒下における各種装置類の性能低下について調べている様子です。
この実習室では服飾の授業を行います。自分の体型に合わせたスカート?ジャケット?浴衣などを製作します。洋裁実習の授業では、基本となるデザインを各自が工夫し、オリジナルデザインの服作りを行うことができます。
この人工気候室は2室に分離でき、各々を独自に制御できることが特色です。居住空間や衣服の快適性、照明が人体に及ぼす効果、人類の温熱適応能などに関する実験を行っています。
CADのソフトを使用して、学生自身の体型データを入力し、ブラウスやスカートなどの型紙を作成することができます。作成した型紙が原寸大で印刷されるプロッターもあります。
CADのソフトを使用して、学生自身の体型データを入力し、ブラウスやスカートなどの型紙を作成することができます。作成した型紙が原寸大で印刷されるプロッターもあります。
デザインしたモノを実勢の形にするための工房です。住環境分野では、モデルボードを使用して建物やインテリアの縮小モデルを作成します。プロダクト?インテリア分野ではプラスチックや木材を加工して実際に使用できるモノを試作します。
実験を通して、洗浄、染色のメカニズムを理解し、効果的な洗たく、染色?加工の方法を学びます。ガスクロ、液クロ、分光光度計、種々の堅ろう度試験機などたくさんの機器があります。
この部屋の温度は20±2℃、湿度は65±2%に保たれています。この環境の中で、繊維や糸の引張(強度)、布の保温性や熱移動、通気性、表面摩擦、耐久性や着心地に関する測定を行います。
この実験室は、テキスタイル材料実験や繊維高分子材料実験などの授業で使用しています。例えば布のしわ、ピリング(毛玉)についての実験や糸のより数の測定、また、繊維鑑別実験など繊維や布地の構造や物理的性質について測定しながら学びます。
走査電子顕微鏡、示差走査型熱量計、赤外分光光度計(FTIR)、紫外可視分光光度計、分光色彩計等の機器を使って、繊維高分子材料と衣料材料の分析実験を行います。