スポーツ現場における栄養教育支援活動
<指導教員>奈良 典子
<発表期間>2022年11月12日、13日、12月4日
<発表場所>常磐祭、ポスター発表
アスリートを対象に非侵襲的方法を用いた骨蜜度やヘモグロビン、身体組成の測定調査を実施し、体調の維持?管理に貢献するとともにスポーツ現場における栄養教育支援の方法を目的とする。具体的には、大学ラグビー部員、当校の学生らを対象に、骨密度の測定、ヘモグロビンモニタリング装置アストリウムを採用し、血中ヘモグロビン濃度の動向、INBODYを用いた身体組成を調査することとする。中学生サッカーチームに対しては、アスリート本人と保護者においてもアンケート調査を実施する。アスリート自身の栄養?食事管理能力向上のため、栄養セミナーや自炊メニューリーフレットなどの積極的に行う。
News
2022年度
1)スポーツ現場における主な栄養指導?教育活動

①大学ラグビー部員1年生から3年生までを対象とした栄養指導活動を継続的に実施しています。今年度の研究は3テーマとした。対象者は同じでも、解析の方法を変えることで、色々なことがわかってきました。
②サッカージュニアチームを対象とし定期的なヘモグロビン推定値の測定を実施し、季節 変動の把握をすることを目的とし活動をしました。活動は月1回、相模原市ジュニアサッカーチームの練習会場へおもむき、毎回約30名以上の中学生男子のヘモグロビン推定値の測定を実施した。食事調査の分析や食意識アンケートなども実施し、鉄の摂取量とヘモグロビン推定値との関連性や食意識との関連を検討しました。
2)常磐祭における展示発表

スポーツ栄養学研究室の活動については、2022年11月の常磐祭において、活動写真を展示しながら行いました。来場者は昨年のポスターや今年度の活動写真を興味深くご覧になっていました。
3)卒業研究会発表会にて活動内容をポスターにて報告

卒業研究発表会では、活動内容をポスターにて発表を行いました。奈良先生よりご指導を受けながら、卒論参加者にわかりやすく説明できる発表資料を完成させました。見やすく作成するための作業は大変時間のかかる作業ではありましたが、発表時間30分では質疑応答がしきれないほど、多くの方に興味をもっていただきました。