認知心理学研究室(作田ゼミ)
<指導教員>作田 由衣子
<発表期間>2022年11月12日、13日、9月10日
<発表場所>日野常磐祭パネル展示、日本心理学会
認知心理学の領域で、顔認知や色知覚、香りの持つ心理的効果など個人ごとの興味関心に基づき研究テーマを決め、調査?実験を通してデータ収集し卒業論文を執筆する。3年次には卒業論文の足掛かりとして事前調査を行い、報告書を作成する。
夏休みに、学内で3-4年生合同での勉強?交流会を予定している。また、講師を招聘し、プログラミングや、統計?分析についてのレクチャーを受けるとともに、学生自身による勉強の成果を発表する機会を設ける。
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2022年度

1.研究活動
私たちは認知心理学の分野の中で、顔認知や音楽、香りの持つ心理的効果など、個人ごとの興味関心に基づき研究テーマを決め、調査?実験を通してデータ収集し卒業論文を執筆した。7月には、学内で3-4年生合同での勉強?交流会を行った。特に、心理学の実験で使用するPsychoPyというソフトウェアをインストールし、簡単な実験が行えるプログラムを作成するための勉強会を行った。
常磐祭では、3年生と4年生それぞれが取り組んでいる研究テーマについてパネルにまとめ、展示を行った。
①3年生のテーマの例:どの角度の写真が美味しそうか?
先行研究に基づいて様々な角度と焦点距離でプリンとドーナツを撮影し、美味しそうに見える写真の撮り方について検討した。
②4年生の研究テーマ:
?香りが非言語的行動に及ぼす影響
?性格特性と方向感覚 の関連?社会的ラベリング説と文化の観点からの検討?
?スピーカーの台数、高さが音の臨場感に与える影響について
?動画の面白さが時間認知に及ぼす影響
?香りの塗布条件が感情?状態不安に与える影響
?トリックアートによる注意誘導がターゲットの注目に及ぼす影響-アルコール消毒液を用いた検討-
?先天性相貌失認傾向と不織布マスク着用の有無が顔記憶に及ぼす影響
?コロナ禍におけるマスクの着用が対人印象に及ぼす影響
?譜読みトレーニングによるワーキングメモリへの影響
?目の大きさ知覚に影響する要因と大きい目の心理的効果の検討