ゲーム『インフルアンサー』開発プロジェクト
<指導教員>標葉 靖子
<発表日時>2022年 10月8日,10月31日
<発表場所>常磐祭デモンストレーション展示?体験会/Web記事
本プロジェクトは、2021年後期「メディア?ワークショップ」授業で製作したゲーム試作品『インフルアンサー』のオンライン公開を目指した、学生有志によるデジタルゲーム開発プロジェクトである。
『インフルアンサー』ゲームでは、プレイヤーがそれぞれ異なるタイプのインフルエンサーを目指しながら、不確かな情報が拡散される危険性について認識?理解、見極め方を学ぶ。昨年度の授業内では、アナログ試作品をベースとしたZoom オンラインプレイを行い、ゲームクリエイター等の審査員からフィードバックを得ていた。そこで本プロジェクトは、フィードバック内容を踏まえたゲームシステムの改善を行い、誰もがプレイできるデジタルゲーム(ブラウザ版を想定)として公開することを目指す。
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2022年度
人間社会学部人間社会学科の有志学生3名からなるプロジェクトチームは、開発中のシリアスゲーム『インフルアンサー』を10月8日(土)に最新老虎机-老虎机游戏@で開催された常磐祭に出展した。また広報の方々の協力を得て、常磐祭での様子やゲーム開発の経緯について取材いただき、その内容を10月31日(月)に大学ホームページに「学生の活動」記事として掲載いただいた。
シリアスゲーム『インフルアンサー』は、プレイヤーがそれぞれ異なるタイプのインフルエンサーに成り切って、SNSで自身が拡散する情報を取捨選択していくと同時に、プレイヤーの中に紛れる「BOT(ボット)」(一定のタスクや処理を自動化するためのアプリケーション)を探し当てるというものである。ゲームを通して、SNSにより不確かな情報が拡散される危険性やBOT技術の用途両義性、アルゴリズムの考え方などを学べる内容となっている。
常磐祭では、来場者に開発中のゲームのモックアップやゲームコンセプトとルールが機能するかどうかを確認するためのアナログ試作品のデモンストレーションを行った。時間のある来場者にはアナログ試作品で実際にゲームを体験していただいた。実際にゲームを体験した来場者の声は、デジタル版ゲームシステムの改善に活かしている。残念ながら当初目標としていた2022年度内でのデジタル版公開には至らなかったが、2023年度も活動を継続し、ウェブアプリとしての一般公開を目指していく予定である。