生活科学部 生活文化学科 専任講師
笠原 良太(かさはら りょうた)
KASAHARA Ryota
専門分野?専攻 | 家族社会学、ライフコース社会学 |
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教育研究情報 | 研究者情報データベースへのリンク |
最近の研究テーマ等
社会変動とライフコース、産業?地域?家族を軸に労働と生活との関連について、フィールドワークをもとに研究しています。具体的には以下の課題に取り組んでいます。
1.産業構造の転換と労働者家族?子どもの移動?進路選択に関する研究(国内外の石炭産業を中心に)
2.子どもの生活綴方?版画からみる戦後日本の家族?労働?生活に関する研究(1950年代の教育版画運動を中心に、版画文集の量的?質的分析)
3.産業?地域特性と教育実践の社会史(元教員インタビュー?学校資料の収集等)
主な担当授業と概要
家族関係論
家族関係がどのように展開するのかについて、人生や社会との関連のなかで理解していきます。授業では、さまざまな時代?地域の日記や作文、映像資料などを用いて、家族の実態や諸問題に接近します。
生活文化史1?2
歴史的視点から多様な人びとの生活文化とその変容過程を、一次資料をもとに捉えます。とくに、近代化以降に焦点を当て、今日の生活文化や共同性などについても、実践的に考えていきます。
受験生へのメッセージ
大学は、高校とは大きく異なり、自ら問いを立て、学び、答えを見出す場所です。自分の好きなこと、興味のあることをとことん探究できます。そして、ともに学び合う仲間やヒントを教えてくれる教員との出会いの場でもあります。大学時代は、人生を豊かにする4年間です。ともに学びましょう。