生活科学部 現代生活学科 教授
河原 豊(かわはら ゆたか)
KAWAHARA Yutaka
専門分野?専攻 | 環境材料?エネルギー論 |
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最近の研究テーマ等
動?植物の産生物からエコ素材の開発研究を行っています。人類は生物由来材料を巧みに生活に利用して発展してきました。そこで、合成化学物質を使用しなくても「水と熱と生物の産生物だけで、使える材料は開発できないか?!」と思い取り組んでいます。水と生物材料のみから作られるため、とても人に優しい材料になります。学生さんにとっても、安全で、化学物質の影響を心配する必要はありません。最近は、カイコのエサとなる桑の葉を調べています。桑葉だけで数ミリの幼虫が人差し指ぐらいに成長するのは凄いと思います。また、桑は日野市ともゆかりの深い植物ですので、一緒に体験してみませんか?人にやさしい素材開発を体験できる研究室です
主な担当授業と概要
環境科学概論
気象変動により生活圏が脅かされる状況が生まれています。このような中に、私たちの現代生活を如何に組み込めばよいのでしょうか。気候変動や海洋汚染などの環境破壊について科学的な理解を深めます
環境マーケティング論a
企業の環境への配慮をアピールすることで、消費者の共感や信頼を得るとともに、環境負荷の低減を図る活動として環境マーケティングが注目されています。いくつかの企業の取り組み事例を紹介しながら現状を学びます
趣味?特技
2000年以前の真空管?トランジスタアンプの改造とクラシック音楽鑑賞、楽器演奏と編曲(コントラバス)、スキー、金魚
受験生へのメッセージ
気候変動や海洋汚染などの環境破壊は、すぐには解決できない課題となっています。この様な現代社会において、いかに安全に健康に過ごすかについて考えることは現代生活科学の一つの大きな目標と思います。環境破壊の仕組みや背景を理解して、その中でもあきらめないで生活を守るための知恵を身につけて対策をいっしょに考えてみませんか