文学部 美学美術史学科 准教授
織田 涼子(おだ りょうこ)
ODA Ryoko
専門分野?専攻 | 日本画制作 |
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最近の研究テーマ等
研究テーマは、絵画表現と材料の関わりについて理解を深めるための教材開発です。個人的には、岩絵具の特性を生かした風景画の制作を目標として、「創画会」が主催する日本画の公募展などで作品を発表しています。最近は、和紙の種類や絵具との相性を理解するため、使用感を記録する活動が多いです。作品の見え方、材料の扱い方を検証する力を磨くことは、描きたい内容に近づく実感へ繋がると思います。画材への理解には、どのような体験的な学びが有効であるかを考えて制作しています。
主な担当授業と概要
絵画入門a(デッサン基礎?着彩)
美術の教育現場において必要とされる基本的な絵画表現について学びます。鉛筆デッサンや透明水彩絵具による着彩などの制作を通して、ものを観察する力を養います。
絵画実習a(人体を描く)
モデルを描く実習を通して、人体の骨格や肉付きをよく観察します。観察したことから発想を広げ、絵画や立体の制作を通して、動勢や量感を捉えた表現力を磨きます。
趣味?特技
学生時代から球技の観戦は好きです。最近は演劇に興味がありますので、舞台鑑賞も趣味の一つです。
受験生へのメッセージ
絵画制作の授業は、主に美術科教員免許を取得するために開講されていますが、絵を見ることが好きな人、描くことが好きな人、絵画作品に使われている材料や技法に興味がある人などが受講しています。さまざまな素材や技法に触れることで、作品の見方が広がり、制作の楽しみが増えることを期待しています。