卒業生及び企業に対するアンケート結果の報告について(2022年度調査)
在学中に身に付けさせたい学力や資質?能力及び養成したい人物像に照らして、学生の卒業後の進路?就職状況等から、教育の成果や効果を検証するために、卒業生及び内定先企業に対するアンケートを実施しました。
卒業生及び企業の採用担当者様より得た178件の回答について集計結果を報告します。
卒業生アンケートの集計結果について
【集計結果】
卒業生回答数:110件(卒業年:2019年3月、2016年3月、2014年3月)
【主な回答内容】
①学生生活への満足度
「学生生活をとおして成長できた」という回答が78.1%、「学生生活に満足している」という回答が85.2%で、学生生活に対して肯定的な回答が多かった。
②在学中に力を入れておけばよかった取り組みとして
「資格取得の勉強」が54.5%、「大学での勉強」が40.9%と、学生時代にもっと勉強に注力すべきであったという回答が多かった。
③卒業生向けキャリア支援
卒業生向け支援の認知度は38.2%と低かったものの、卒業生同士の交流会へ興味のある卒業生は約54%に上った。そのうち同じ業種の卒業生交流会に興味がある割合は62.7%、同じ職種の卒業生交流会に興味のある割合は57.6%と高く、卒業生同士のネットワーク構築への高いニーズがうかがえた。
企業採用担当者様アンケートの集計結果について
【集計結果】
企業採用担当者様回答数:68件
【主な回答内容】
①本学のディプロマポリシーと企業の求める能力
本学のディプロマポリシーに定める「研鑽力」、「行動力」、「協働力」について、企業規模に関わらず9割以上の企業が求める能力としていた。
②企業が採用時に評価する学生時代の取り組み
学業への取り組みを評価する割合が88.2%と高く、次いで部活動?サークルが80.9%、アルバイトが76,5%と続き、授業と課外活動に積極的に取り組む学生を企業が高く評価する結果となった。
③企業採用担当者の本学への印象
「就職支援が充実している」という回答が76.5%と高く、次いで「伝統や実績がある」が72.1%、「教育内容が充実している」が61.8%で、本学の教育及び就職支援は企業より高い評価を得ていることが分かった。
アンケート結果の活用ついて
キャリアサポート部では、今回のアンケート結果をもとに、以下のとおり改善活動を行います。
?教育活動等の改善
?在学生向けキャリア支援の充実化
?今後の卒業生向け講座企画等への活用
以上
2023年3月27日
学生総合支援センター