2020年2月
卒業論文提出
食生活科学科助手M.M.
今年は暖かい日が続き、都内の川津桜もほころびはじめたようです。
先日、食物の卒業論文発表会が終わったばかりですが、論文の提出が控えていますので、学生たちは提出締切ギリギリまで、修正や加筆に追われています。
「出来たと思ったのに、読んでみると文章が変!」
「データを図に起こしてみたけど不格好…」
「ページ番号どうやって途中からつけるの?!」
など、いつものレポートとは勝手が違うようで、てんやわんやで論文作成している学生が多いです。
助手としては早めにやっておけばこんなに追われなくて済むのになぁと思ったものの、思い返せば自分の学生時代も似たようなものでした…
先生にチェックして頂き、OKが出たら晴れて製本へ。
ゼミ生の論文チェックを行う先生もここまでくれば一安心ですね。
製本の仕方は研究室によって様々ですが、今回は学内で製本する方法のご紹介です。
必要な分だけ用具をとって製本に使用します。
透明カバー1枚、厚紙(黒)2枚、厚紙(青)2枚に自分たちで用意した印刷した論文の原本。
学生は製本機の横にある説明書(担当助手さんが作成してくれた画像入りのわかりやすいお手製のもの)とにらめっこしながら作業を進めていきます。
カバーや論文に穴をあけ、あとは閉じるだけと思いきや、背表紙に大苦戦の様子。
背表紙なしでも製本可能なのですが、背表紙はあったほうがいい!と奮闘していました。
そしてしっかり浮かないように押さえて…
これで製本完了です!
この論文に先生の印鑑を頂いて、提出すれば晴れて卒業の要件を満たすことが出来ます。
使用した実験器具の片付けが残っている学生、研究室によっては実果データ、器具の使い方の引継ぎなどとまだやることがある学生もいるかと思います。
今度は、卒業式で会えるのを楽しみにしています。
卒業論文発表会(食物科学専攻)
食生活科学科助手A.S.
2月12日(水)食生活科学科食物科学専攻4年生による「卒業論文発表会」が行われました。
今回の発表は、全53題のテーマを2会場に分けて行いました。
1年かけて研究をしてきた集大成を発表するということで、
4年生は朝からソワソワ、緊張からか落ち着かない様子でした。
見守る私まで、緊張してしまいました。
テーマは様々で、食品の機能や活用方法を研究したり、
食品の中にアレルギーの原因となる物質が含まれているか否かを実験し調査したり、
日本の食文化について調査したり、様々です。
持ち時間は1テーマ発表8分、質疑応答2分です。
会場には、1,2年生の姿もあり熱心に聞き入る姿が印象的でした。
自分は、どんな研究をしたいのか考えながら聞いている様子でした。
発表会は、大きな問題もなく無事に終わることができました。
4年生もほっと一安心、、、ですが、発表をして終わりではないのです。
次は、卒業論文の作成に入ります。そのお話は、次回ご紹介させていただきます。