生活空間設計製図2(担当:橘 弘志 教授)
授業のテーマ
本授業は、住居をはじめとするさまざまな生活空間(施設?建築)を、自分で設計し表現する演習授業です。「設計」とは、これまでに勉強した知識や技術を総動員し、求められる設計条件をクリアしつつ、自分なりの問題意識を取り入れたオリジナルな空間をデザインするという、総合的?創造的な取り組みです。
授業の進め方

設計製図2では、美術館や保育園など、住宅よりも少し大きな規模で、複雑な機能をもった施設の設計に取り組んでいます。必要とされる機能をきちんと盛り込むことも大事ですが、ふだんあまり馴染みのない空間だからこそ、いろんな建築作品を学んでデザインの引き出しを増やし、これまでの自分の考え方の枠を超えて自由にイメージを膨らませ、新しい空間のデザインにチャレンジしてほしいと思っています。
授業の中では、2週間程度で制作する短期課題1つと、6週間程度かけてじっくり設計する長期課題2つを行っています。制作の過程では、自分のアイデアを持ち寄り、何度もエスキスチェックを受けながら、少しずつ図面と模型によって形にしていきます。最終的には講評会形式で、全員の前でプレゼンテーションを行います。
授業の魅力

自分で考えた空間を具体的な形に表現していくこと、それをいろんな人に見てもらえることが、最大の魅力です。
先生の思い

授業時間以外にかなり多くの時間と手間を費やすことが必要ですが、自分の作品が完成したときの喜びはひとしおです。
- 講義概要(シラバス)
- シラバス検索システムが別ウィンドウで開きます。