【生活心理専攻】「生活心理演習(大学から社会へ)」で株式会社ミルボン訪問
「生活心理演習(大学から社会へ)」では、女性活躍推進に取り組んでいる企業、開発途上国へ国際協力を行っている機関、外資系企業、金融機関やメーカーなどを対象に新聞記事、HPや有価証券報告書を使って企業研究を踏まえて訪問依頼を行い、ご承諾いただいた複数の企業様を訪問させていただきます。履修生たちは事前に質問を準備し、当日は冒頭のご挨拶、締めのご挨拶に加えて、質疑応答にも積極的に参加します(全員が1人1問以上質問することを原則としています)。訪問後は、この貴重な機会を通じて得た学びを振り返り、礼状(学んだことを中心に記述)を2日以内に提出いたします。また、締めの挨拶を担当した学生が、全体の内容をまとめた報告書を作成します。
5月には、高校生の頃からミルボンのヘアケア商品を愛用していた学生の希望を受け、株式会社ミルボン(京橋エドグラン)を訪問いたしました。依頼の翌日には快くご承諾のメールをいただき、スムーズに訪問日が決定した企業です。初めての企業訪問ということもあり、履修生たちは少し緊張している様子も見られましたが、ミルボンの皆様があたたかく迎えてくださったおかげで次々と質問が飛び出し、活発な対話が生まれ、とても充実した時間となりました。
学生たちの感想を一部ご紹介いたします。
●美容師が自身の技術を応用してお客様に合わせた施術をしているというお話が印象に残っています。美容室専売品ならではの付加価値の提供だけではなく、お客様一人一人に最適な工夫を施していくことも重要であると学ぶことが出来ました。今回勉強させていただいたこだわりを追求していくこと、一人一人が責任をもち主体性をもって取り組んでいくことを、日々の大学での学びや、就職活動の際に生かしていきたいと思います。
●「商品のスペックと美容師の技術によって、その商品の価値を最?化できる」というお話がとても印象に残っています。美容師を通してお客様に最適な商品をお届けするという考えは、美容師との信頼関係を?切にしているからこそ実現できると感じました。?と関わるうえで、信頼関係を築くことが?切であると改めて実感することができました。
●AIでは測れない?の気持ちに寄り添うことへのこだわりや、美容室?美容師に?持されることを?番?切にしているというお話が印象に残っています。現場で製品を扱う美容師を通じて、お客様の価値につなげるという貴社ならではのこだわりが素敵な考え?だなと感じました。
●製品開発に協力してもらうヘアデザイナーに美容技術や戦略を公開してもらう際にはその?の哲学や考え、信念を「傾聴」し、理解するよう意識しているということが印象に残りました。ミルボンウェイの1つである「傾聴」を実践することで関わる?を?切にする姿勢や、本来、お仕事として?と関わる際にあるべき姿を学ぶことができました。
お忙しい中、貴重なお時間を割いて私どもをご対応いただきました株式会社ミルボンの皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
(文責:髙橋 桂子)