学祖のふるさと?岐阜県恵那市でボランティア活動を行いました!
本学の学祖?下田歌子の生誕地である岐阜県恵那市では、モータースポーツ「ラリー」によるまちづくりがすすめられています。今年度、恵那市を舞台に開催されたラリー大会で、本学の学生10名がボランティア活動を行いました。
恵那市訪問①「ラリーフェスタ in みのじのみのり祭」

2024年9月22日(日)に、市内で最も大きなお祭りのひとつである「みのじのみのり祭」が開催され、目玉イベントの一つである「ラリーフェスタ」で3年生6名がボランティア活動を行いました。
参加学生は、缶バッジ作成体験ブースやラリーカーシミュレーションを担当し、来場者や地元の方々と交流をすることができました。
当日はあいにくの雨天となりましたが、その中でも元気に明るく活動を行いました。
今回が参加学生にとって初めての恵那市訪問となりましたが、地元の文化や人とのコミュニケーションを通じて、恵那市やラリーの魅力を発見することができました。
恵那市訪問②「WRC 世界ラリー選手権」
2024年11月24日(日)には、WRC世界ラリー選手権が恵那市を舞台に開催され、国内外から多くのファンが集まりました。
2年生2名、3年生3名の計5名が現地を訪れ、駅前の広場で「実践ブース」を出展しました。
実践ブースでは、本学と恵那市の連携紹介に加え、「選手への応援メッセージ作成」や「顔はめフォトスポット」、「ラリーカー性格診断」といった学生考案の様々なコンテンツを用意しました。
当日はさわやかな秋晴れとなり、青空の下で積極的に呼び込みを行いました。
選手への応援メッセージを書く様子
学生が作成した顔はめパネルとともに
恵那市訪問③「Women's Rally in Ena」
2024年12月8日(日)には、女性ドライバーによる「Women's Rally」が開催されました。
1年生から3年生までの計5名が参加し、競技エリアでもある笠置山モーターパークでボランティア活動を行いました。
9月の「ラリーフェスタ」、11月の「WRC」に続き、缶バッジの作成体験コーナーや実践ブースを構えました。
当日はなんと一面真っ白の雪景色となり、寒い中でも明るい対応で会場に花を添えました。
雪が降る中でも笑顔で対応
選手とともに
恵那市とラリーの魅力を広めるために
参加学生は、恵那市の訪問だけでなく、SNS(Instagram)を通じて、「ラリー」と「恵那市」の魅力発信に努めています。
今回、実際に恵那市に訪れ、学祖生誕の地でどのようなまちづくりがすすめられているか肌で感じるとともに、たくさんの魅力を発見することができました。その良さを広めるために定期的に情報発信を行っています。
学生が自ら学んだ情報や、現地での活動の様子など掲載していますので、ぜひご覧ください。
【Instagramアカウント】
https://www.instagram.com/jissen.ena.rally/
恵那市訪問にあたって
今回恵那市を訪問するにあたり、まずは学祖の生まれ育った恵那市がどんなところなのかを知るために、市内の視察を行いました。
今もなお古い町並みが残る「岩村町」をはじめ、市内の様々な場所を巡り、地元文化や自然に触れることができました。
また、学祖下田歌子の墓参を行い、思いを馳せるとともに故郷についての理解を深めました。
今回のボランティアを通して、恵那市について理解が深められたことは、大変貴重な経験となりました。時代は変わっても心のふるさとは変わらず、学祖下田歌子の建学精神を受け継ぎ、今後も恵那市との連携を進めてまいります。
セレモニーに参加しました(12/7)
恵那市の観光名所「恵那峡」にて
生誕地にて記念碑とともに
【ラリーとは】
ラリーとは、公道を舞台としたコースを1台ずつ走行し、その合計タイムで勝敗を競うモータースポーツです。競技区間では、一般の交通を遮断した閉鎖された環境で行われますが、競技以外では一般車と同じように交通法規を守って移動します。ひとつのラリーにおける総走行距離は50~100㎞以上、開催地域ごとに環境や路面、設定された走行距離が異なる点も、ラリーならではの特徴と言えるでしょう。天候や前走車の走り方で路面状況が変化していくため、選手はそれらを的確に判断しながら最速を目指します。
参加学生の声


◆学校の活動を通して恵那市について知ることができ、とてもよかったと思います。ただの観光者ではなくボランティアという形によって、より町と現地の人と関わることができたので、たった二日でも岐阜の人の温かさを感じられました。
◆他学年、他学科の方と関わることで今までとは違う考えを吸収できました。また、ボランティア活動中に関わった方々がとてもあたたかく、ラリーや恵那市の魅力を感じられました。
◆地方創生や世界規模のイベントを運営することの大変さを実感すると同時に、仲間と協力して作業をすることや、後輩などに指示出しをすることの大変さも学べました。また、たくさんの人とコミュニケーションをとる事ができ、楽しくボランティア活動に参加することができました。
◆地域の方々と直接関わる中で、地方ならではの課題や魅力を実感することができました。特に、みんなで協力していく過程で、コミュニケーション力や柔軟な対応力の重要性を再確認しました。また、普段の生活では経験できない新しい視点を得ることで、自分自身の成長にも繋がったと実感しています。
◆今回のボランティア活動を通じて、自分の住む地域とは違う町おこしの取り組みを実際に見ることができ、その中で一緒に活動できたのが本当に楽しかったです。普段旅行の選ぶ先として訪れる機会がなかったかもしれない恵那市ですが、ボランティアを通してこの街の魅力にたくさん気づくことができました。
◆恵那市ボランティアに参加したことで、学祖のことを知り、とても素晴らしい人だということがわかりました。そして、学年も学部も異なる方々と出会うことができてよかったと感じています。プライベートのInstagramとは異なり、投稿を作るのは大変でしたが、興味を惹く内容を考えたり、コンセプトを考えるのが楽しかったです。
◆恵那の人たちの優しさをリアルに体感できるボランティアで、参加して良かったです。実践女子大学や下田歌子という言葉を知っている人も多く、自分たちが活動している意義も感じられて嬉しかったです。リーダーとして恵那市ボランティアに携われたことが光栄ですし、私自身たくさん気づき学べる良い機会となりました。なによりも楽しく活動ができました。
◆まず一番は、ラリーという競技を新しく知ることができでよかったです。自分の知っていることが広がり純粋に嬉しかったです。ラリーは主に男性の方がターゲットかと思いますが、そういった方とも関わることができて新鮮でした。
◆学年関係なく、全員が意欲的にボランティアに取り組んでいたことが印象的でした。常に楽しみながら活動し、積極的にInstagramや対面での声掛けなどの宣伝活動をする事が大切だと学びました。