イギリス文学?文化
「イギリス」と言えばみなさんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか?イギリスはハリー?ポッターを生んだ国であり、シャーロック?ホームズを生んだ国であり、ピーター?ラビットを生んだ国です。紳士の国であり、ガーデニングの国であり、スコーンやサンドイッチのアフタヌーンティーの国でもあります。
しかし、それだけではありません。サッカーやボクシングのような激しいスポーツを生んだ国でもあり、ビートルズのような伝統に逆らおうとしたひとたちを生んだ国でもあり、BBCという国営放送局(日本で言えばNHKのようなものでしょうか)で、女王を風刺するような過激なコメディを放送する国でもあります。 なかなか一筋縄ではいかない国、それがイギリスです。

そもそも「イギリス」とは一体どこのことを指すのかでさえ簡単には説明できません。実践女子大学の英文学科ではそのような一筋縄ではいかないイギリスについての理解を深めることができるさまざまな授業が開講されています。

例えば…イギリスには貴族を頂点とする階級制度があるというけれど、そもそもイギリスの階級制度とはどのようなものなのか?イギリスはガーデニングが有名だけれど、 イギリスの庭とはどのようなものか?フランスの庭とはどう違うのか?『ロミオとジュリエット』は、シェイクスピアが生きていた時代はどのように演じられていたのか?今のように、美男美女が演じていたのだろうか?「幸福な王子」を書いたオスカー?ワイルドはどのような人生を送ったのだろうか?

といったように、みなさんの関心をより深める授業が開講されています。
文学?文化研究は、疑問を持つことから始まります。知識?教養を増やすとともに、心に浮かんだ疑問の芽を大切にして、勉強していきましょう。