柳田ゼミ



学生によるゼミ紹介
柳田ゼミは、「ことば」を研究対象として、「ことばと社会がどのように関わっているのか」を考えながら、一人一人が全く異なるテーマに取り組みます。
柳田ゼミの最大の特徴は「興味?関心のあるテーマを見つけ、掘り下げること」です。韓国語と日本語の翻訳の違いや人に依頼をする時に使われる言葉の変化、アイドルの動画に見られるジョークの本質的な意図など、各ゼミ生がことばに関して本当に興味?関心のあることを研究することができます。
ゼミのもう一つの特徴は「柳田先生が真摯に向き合ってくださること」です。前期は個人面談とグループ発表が隔週で行われます。個人面談では、柳田先生の優しいお人柄もあり、どんなテーマを扱いたいのか、どんな問題に興味があるのかを一緒に考えてくださいます。また、翌週までに何をするべきなのか、一人一人に合わせてアドバイスしてくださいます。後期になると柳田先生が毎週1回、個人面談の機会を設けてくださいますので、各自の進捗状況に合わせて、的確なアドバイスをいただきながら卒論執筆を進めることができます。
同じゼミ内でも一人一人で扱うテーマが全く異なるため、他のゼミ生はもちろん同じゼミ生と卒論について話すときも柳田ゼミに所属する面白さを感じます。本当に興味のあることに没頭できる環境だからこそ、大学4年間で学んだことの総仕上げに相応しいゼミだと思います。
柳田先生からのコメント
柳田ゼミでは英語圏の社会、あるいは日本などの非英語圏の社会を取り上げ、そこでどんなことばがどのように使われているかについて研究します。従って、英語はもちろんのことドイツ語や日本語、コリア語など、ゼミ生の興味のあることばを研究の対象とすることができます。また母語話者?非母語話者に使用される英語の多様性(World Englishes:世界諸英語)、あるいは日本語の多様性(例えば地域方言や女ことば?男ことば)に注目することもできます。研究テーマは非常に幅広く、会話における話し言葉の特徴から、広告や新聞における書き言葉の特徴まで、社会における言語使用全般を研究することができます。ゼミに参加してくれた学生さんとことばと社会について一緒に考えることができるのを楽しみにしています。