基礎栄養学実習 ~食品タンパク質の分析~
食生活科学科助手A.M
7月中旬になり、焼けつくような暑い日々が続いています。
前期の授業も残すは定期試験のみとなりました。
今回は、管理栄養士専攻2年生の前期必修科目である「基礎栄養学実習」についてご紹介します。
この実習は、基礎栄養学で学んだ知識を基礎として、栄養素の消化実験や分析?定量などを行います。
こちらの写真は、食品に含まれるタンパク質を分析するために作成した染色済みのゲル板です。
ゲル板上部にたくさんの穴があるのがわかりますか?この穴1つにつき、1種類のタンパク質から生成したサンプルを注入していきます。
ゲル板は、プルプルのゼリーのようなものから出来ているため、慎重に扱わなければ破れてしまいます。学生の皆さんも慎重に慎重に作業をしていました。
左から4つ目の穴には、「血清」から生成したサンプルを入れました。
よく見ると下の方に、ひと際青く染まっているところがあります。これは、血清に含まれるアルブミンというタンパク質を表しています。
この染まっている位置から、アルブミンの分子量を測定したりしていきます。
少し難しい実験になりますが、学生同士協力し合い、進めていました。
これからもみんなで協力し合い、実習を進めていきましょう!