給食実習室の紹介(オープンキャンパス)
食生活科学科教員M.N
実践女子大学日野キャンパスには、食生活科学科管理栄養士専攻?健康栄養専攻で使用する「給食実習室」があります。
その名のとおり、給食作りの実習を行うための調理室で、大量調理専用の機器類が多数設置されています。
栄養士?管理栄養士をめざす学生さんは、給食に関する理論を学んでから、ここで実際に100食程度調理を行います。栄養?献立の計画から食材量の準備、調理、提供までを自分たちで行い、できあがった給食は学生や教職員に喫食してもらう、本番さながらの実習授業です。
さて、7月9日のオープンキャンパスでは、給食実習室にて、給食栄養管理研究室?給食経営管理研究室による体験コーナーを開催しました。
体験内容は、栄養士に求められるスキルや給食に関連する「野菜の重量あて」、「大量調理施設の紹介(展示)」の2種類です。
「野菜の重量あてコーナー」では、来場された高校生の皆様がいろいろな野菜を手にとりながら重さを考え、野菜を秤にのせていました。秤量した野菜はキャベツ、ほうれん草、ミニトマト、なす、きゅうり、人参、もやし、おくら等様々なものを展示しました。
また、学生が食育授業で作成した、枝豆など野菜のフェルト生地の貴重な教材を展示いたしました。
「大量調理施設の紹介コーナー」では、オープンキャンパスでしかみることができない集団給食の厨房公開、調理道具の展示を行いました。
「特製黒糖蒸しパンの試食コーナー」では、体験コーナー参加者全員に、実際に給食実習室で調理した黒糖蒸しパンを紅茶と共に提供しました。
和やかな雰囲気の中で、参加者の皆様が学生スタッフや教員から具体的な学びの内容について知ることができたティータイムだったのではないかと思います。