地域?環境経営ゼミが流通経済大学法学部のゼミと合同ゼミ討論会を実施しました
2025年2月に、地域?環境経営ゼミ(倉持ゼミ)が、流通経済大学法学部大西ゼミとの合同ゼミ討論会を実施しました。
合同ゼミの内容
2025年2月、本学生活科学部現代生活学科の地域?環境経営ゼミ(倉持ゼミ)は、流通経済大学法学部大西ゼミとの合同ゼミ討論会を実施しました。討論会は流通経済大学新松戸キャンパス2号館にて開催され、両大学の学生たちが活発な議論を展開しました。今回の討論会では「WAKASHIO座礁石油流出事件に対する法的責任と社会的責任」をテーマに設定。倉持ゼミの学生たちは4つのグループに分かれ、企業の社会的責任に関する異なる理論的アプローチから分析を行いました。
各グループは以下の理論的視点から考察を深めました:
- 経営者の倫理
- 株主利益主義
- CSV(共通価値の創造)論
- パーパス経営論
学生たちは1月から入念な準備を進め、授業時間外にもオンラインでの話し合いを重ねてきました。その成果は、当日の充実したプレゼンテーション内容に表れており、企業の社会的責任という複雑な課題に対して、多角的な視点からの分析と考察を展開しました。
この合同ゼミ討論会を通じて、学生たちは専門分野の垣根を越えた学びを深めることができました。法学と経営学の視点を組み合わせることで、現代社会が直面する課題に対するより包括的な理解が得られたことは、大きな成果といえるでしょう。両ゼミの教員からは「学生たちの真摯な取り組み姿勢と、理論的考察に基づいた議論展開に大きな手応えを感じた」との講評が寄せられました。