ChatGPT等の生成系AIに関する本学での対応について
在学生の皆さん
実践女子大学
実践女子大学短期大学部
学長 難波 雅紀
昨今、急速に人工知能(AI)技術が発展しており、とりわけChatGPT等をはじめとする生成系AIに大きな注目が集まっております。生成系AIについては、今後、さらに技術革新が進み、より社会に大きな影響を与えることが予想されます。このような技術革新を避けることはて?きませんが、正しく理解して利活用しないと有益なものにはならず、意図しない個人情報の流出や著作権の侵害等につながることも想定されます。
一方、適切に利活用することができれば、非常に有用なツールになります。皆さんには、この機会にAIの利活用についてよく考えていただければと思います。まずは、AIに何ができて何ができないかを知るところから、試してみてはどうでしょう。
現時点における生成系AIを利活用する際の留意点についてお知らせします。
【生成系AIを利活用する際の留意点】
- 生成された内容が正しいとは限りません。鵜呑みにせずに、必ず正しい内容なのか、自身で裏付けを取るようにしてください。
- 入力した内容が意図せず流出?漏洩につながる可能性があります。個人情報や機密情報等は扱わないようにしてください。
- 生成された内容(文章?画像等)に、他者の著作物が含まれている可能性があります。その場合、著作権侵害等の問題が発生することがありますので、注意して利活用するようにしてください。
- レポート、論文等において、生成された文章を丸写しすることは原則として禁止します(ただし、担当教員が認めた場合はその限りではありません)。これはWikipediaの内容をコピーすることや、他人のレポートを丸写しすることと同じことで、自身の学修にとって何らプラスにはなりません。生成された内容を参考にすることは構いませんが、引用する場合にはChatGPT等を使用して生成した文章の引用であることを明記してください。
- 授業での利用については、担当教員の指示に従うようにしてください。
なお、本学では文部科学省の動向や社会情勢等を踏まえ、今後も継続的に見直しや検討を行い、適宜お知らせするようにいたします。
以上