地域連携?産学連携
食生活科学科の地域連携?産学連携の取り組みをご紹介します。
東京サマーランドとの産学連携活動
調理学第3研究室では、株式会社東京サマーランドとの産学連携活動の一環として、夏季限定メニューの開発、商品化を行いました。
2022年度は、昨年発売された?アサイーパフェ?のリニューアルと、「カッサータアイスサンド」の開発?商品化を行いました。
カッサータはもともとリコッタチーズを主原料とした濃厚なスイーツですが、プールサイドで食べやすい形状や価格で販売するために、材料の調整や工程を試行錯誤し、レシピの提案を行いました。
コラボ商品であることがわかるようロゴの作成にも携わり、販売メニューは学生が考案したロゴのシール付き特別パッケージで提供されました。
食品栄養学研究室の食育活動
立川青年会議所主催のこども未来塾2020への参加協力を行いました。
「こども未来塾」は、地産地消の食育をテーマとし、地域の子どもを対象として農家、飲食店とが連携して取り組んでいる活動です。
学生はメニューに使用する農作物の栄養や機能性について説明をおこなうなど、メニューの考案や収穫体験の支援を行いました。
この他にも地元のブルーベリー農園との活動も行いました。
地域自治会と連携した料理教室
2012年6月から、大学近隣の自治会と共同で、自治会の男性会員を対象とした料理教室を開催しています。
料理教室という名称ですが、実際は参加者の皆さんが楽しく昼食を食べながら、交流を深めることが最大の目的です。レシピは、学生が提供することもあります。
参加者の皆さんから、「おいしかったよ。」「次回も楽しみにしてるよ。」と言っていただけることが、参加した学生たちのやりがいにつながっています。
これまでの取り組み(2022年現在休止中)
《食育講座》 JISSEN Family Cooking
日野市在住の小学生のみなさんに、生きるために必要な食事が「美味しい」こと、「食べ物を作ることが楽しい」ことを調理実習を体験することで、食に関心を持ってもらうことを目指し、2017年から調理学第二研究室のゼミ生たちと一緒に、「JISSEN Cooking Lab」を主催し、毎年地域連携活動を実践しています。
(2020年春はCOVID-19の影響で中止)
献血ルーム栄養相談(2022年現在休止中)
2014年5月より、立川献血ルームで管理栄養士専攻の学生ボランティアによる栄養相談イベントを実施しています。
この栄養相談では、献血にお越しいただいた方のうち、血液検査でヘモグロビン値が低かった方、生活習慣病予防の食生活に関心のある方などを対象として、管理栄養士免許を持つ教員の指導の下に学生たちが皆様の相談に応じています。
栄養相談では、学生が大学で学んでいる専門知識を地域の皆様の健康管理に活用していただくと同時に、学生も貴重な経験をさせていただいています。実際に栄養相談を経験した学生からは、「話を聴き、食生活の状況を適切に把握することは難しい。」「栄養に関する情報は更新されるものも多いため、日々学び続けなければいけないことを実感した。」「わかりやすく伝えることは難しい。」といった感想が挙がります。将来管理栄養士として多くの方たちを支える立場になるための心構えや仕事に対する姿勢を自然と身に着けています。
毎年11月に開催している常磐祭では、献血事業の普及と地域の皆様の食生活改善を目的として、食生活の改善ポイントをまとめたパネル展示や資料の配布を行っています。