阿佐美ゼミ ウクライナの平和を願って
ウクライナの平和を願って—避難されているウリアナさんをお迎えして—by 異文化コミュニケーションゼミ(舞原グループ)
ウクライナご出身のヤンナ?ドゥブニコバさん(一橋大学大学院社会学研究科)が私たちのゼミにお越しくださいました。戦火を避けてヤンナさんの元に避難されているお母様のウリアナさんもご一緒です。お二人は私たちのためにウクライナの伝統衣装ヴィシヴァンカをお召でした。白地のフワッとしたブラウスに細かい花模様の刺繡が施されているのが特徴です。ウクライナの歴史や生活文化についてお話しくださった他、お母様は歌も披露してくださいました。

ウクライナの様々な文化、食文化を始め、日本に来てからのお話など聞くことができ、有意義な時間を過ごすことができました。ウクライナの民族衣装であるヴィシヴァンカは特に興味深かったです。男性用と女性用のヴィシヴァンカはそれぞれ刺繍の位置やシャツの形など異なり、ヴィシヴァンカの刺繍のデザインは地域によって全く違うものだということを教えて頂きました。ヤンナさんもウリアナさんも質問に丁寧に答えてくださり、もっとウクライナの方と交流したいと思いました。(中農)

歴史や地理、食文化、民族衣装など様々な角度からウクライナのことについて知ることができて、とても貴重な時間になりました。特に食べ物では、ボルシチやピロシキがウクライナ料理であることを今回初めて知りました。また、ホルブツィ(ロールキャベツ)やピロシキの具材としてお米を入れるなど日本との食文化の違いが興味深く感じました。ヤンナさん親子は数々のお手製ウクライナ料理の写真を紹介してくださいましたが、実際に食べてみたいと思いました。もっとウクライナを知って、さらに知識を深めていきたいと思います。(舞原)

今回は、ウクライナの歴史や伝統衣装、建造物など様々なことを教えていただきました。中でも、イースターのお話が印象的でした。イースターの当日は朝の3時頃に教会へ行き、牧師さんに清めてもらった後、家族みんなでウクライナならではのご馳走を食べるそうです。また、ウクライナのオデーサと横浜、キーウと京都がそれぞれ姉妹都市であることに驚きました。キーウには京都公園があり、桜がたくさん植えられているそうです。距離こそ遠いウクライナと日本ですが両国の間には深い関わりがあるということを知りました。(日力)
今回の講義で1番印象に残っているのは、ウクライナの民族衣装ヴィシヴァンカを5月の第3木曜日に着るという習慣があることです。民族衣装を着る機会を国全体で作ることは素敵な文化であると思いました。またウクライナでは日本の祭りなどが行われていることを知りました。自分の知らない地で日本文化や伝統、親日人々がいることを感じ嬉しく思いました。(金子)