ウクライナ人留学生、ドゥブニコバ?ヤンナさんからライフヒストリーを伺ってみると、ウクライナの暮らしぶりを知れた! by 異文化コミュニケーションゼミ(五代グループ)

一橋大学大学院生、ヤンナさんがご自身のライフヒストリーを通して母国ウクライナの文化、日本とのかかわりについて語ってくださいました。ウクライナから避難されているお母様、ウリアナさんと共に母国の兵士を助ける基金を立ち上げ、美しいウクライナの小物たちも扱っていますので、是非、ご覧ください。

今回は、ヤンナさんの「ライフヒストリー」をテーマにウクライナの歴史や文化についてお話を聞くことができ、とても貴重な時間になりました。 講義で1番印象に残っているのは、民族衣装のヴィシヴァンカを着る「ヴィシヴァンカの日」(5月第3木曜日)があるということです。日本には着物や浴衣を普段から着る習慣がないため、ウクライナのように民族衣装を着て愛国心を示す日が国で作られたのはとても素敵なことだと感じました。また、ウクライナのオデッサと北海道の稚内の緯度が同じことで、「日本と赤い糸で結ばれていると感じた」と仰っていただいたことも印象的で、嬉しく感じました。(下田)

ウクライナという国について深く知ることができてよかったです。お話していただいた中で1番印象に残っているのは、2013年に首都キーウの独立公園で起きたユーロマイダンという市民運動についてです。これは親ロシア派に対するデモ運動でヤンナさんの人生にも大きく影響を与えたものだとおっしゃっていました。ヤンナさんは当時近くの学校で授業を受けており爆発が起き、避難したそうです。日本では爆発が起きるとはなかなか考えられないので、実際に避難を体験した人のお話をうかがって今まで他人事に捉えてたものが身近に感じました。(浜崎)
ヤンナさんのお話を聞き、特に印象に残ったことは、2つです。 1つは、ウクライナの中学校には各校に勉学の特色があることです。数学特化や言語特化から選べるということで、自分の興味のある学問を学べる制度はとても羨ましいと思いました。もう1つは、ウクライナの野菜は日本の野菜よりおいしいというお話です。とても肥沃な土地であるウクライナで育てた野菜はとてもおいしいそうです。日本のリンゴ1個分の値段で、ウクライナでは1kgのリンゴが買えると聞き、とても驚きました。ヤンナさん、貴重なお時間をいただいて、本当にありがとうございました。一日も早い停戦、復興を願います。(五代)