高橋ゼミ カンボジアフェスで異文化探求
快晴の5月3日、代々木公園で開催された恒例のカンボジアフェスティバルに高橋ゼミ3年生が行ってきました。高橋ゼミのテーマは「異文化探求?多文化共生の文化人類学」です。ステージで繰り広げられる様々なパフォーマンス、カンボジアの屋台料理や物販を楽しみながら、「外国人と思われる」来場者と言葉を交わしました。
ゼミ生の感想の一部をご紹介します。
カンボジアフェスに足を踏み入れた瞬間、日本にいながら異国に迷い込んだような感覚に包まれました。会場の多くが外国の方で占められ、嗅いだことのない香りや、オレンジ色の袈裟を纏ったお坊さんの姿など、五感でカンボジアの文化を感じることができました。
今回の目的はインタビューでしたが、言葉が通じるかどうか不安でいっぱいでした。実際に声をかけてみると、日本語も英語も通じない方も多く、戸惑う場面もありましたが、それでも対話しようとしてくださる姿に心を打たれました。冷たく断るのではなく、伝えようとする気持ちがとても印象的でした。異文化との出会いには難しさもありますが、それ以上に驚きや発見があり、忘れられない体験となりました。(名島)
カンボジアの食べ物を売っている屋台の他にNPO法人や公共財団法人、お坊さんがいるテントもあり、楽しめるだけではなくカンボジアの内情についても学べるフェスでした。また来場者の中にはタイ人やヨーロッパ系の方も見られました。
フェスのボランティアをしていた在日カンボジア人の方にインタビューすることができ、カンボジアにいた頃に日本人の優しさがきっかけで日本が好きになったことを聞いて日本人として何だか嬉しかったです。他にインタビューした方も在日カンボジア人の方が多く、始めは緊張していて硬い会話になってしまっていたのですが、話しているうちに笑顔がお互いに増え、話していてとても楽しかったです。(今永)