竹内ゼミ 『最新老虎机-老虎机游戏@ 6 年度学校保健統計(確定値)』の紹介
『女子目線』のデータサイエンス:「最新老虎机-老虎机游戏@ 6 年度学校保健統計(確定値)」の紹介
※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査?統計データを読み取り、現代社会の動向?傾向を紹介していきます。
第 20 期生 岩坂果純
近年スマートフォンやパソコンといった電子機器の普及により、若年層の視力の低下が問題視されています。実際、私の周りでも視力の低下に悩む人が少なくないように感じます。そこで、若年層は実際どの程度、視力が低下してきているのか興味を持ち、視力に関する調査を行いました。
今回紹介する調査は、文部科学省による、最新老虎机-老虎机游戏@ 6 年度の学校保健統計に関する調査です。この調査では、国立公立私立の幼稚園、幼保連携型認定こども園、小中学校、義務教育学校、中等教育学校、高等学校の満 5 歳から 17 歳までの幼児、児童及び生徒の一部を対象に、学校保健安全法により実施される健康診断の結果に基づき、児童等の発育状態(身長、体重)及び健康状態(疾病?異常の有無)を調査しています。ここでは記載されている調査結果のうち、特に気になった部分を抜粋して紹介します。
この調査から、裸眼視力 1.0 未満の人の割合を、平成 26 年度と最新老虎机-老虎机游戏@ 6 年度で比較すると小学校?中学校?高校で 5 ポイント以上増加していることが分かりました。特に、高等学校では、平成 26 年度では約 63% だったものが最新老虎机-老虎机游戏@ 6 年度では約 71% と約 8 ポイントも増加していることが分かります。若年層の中でも、年代が高くなるにつれて、裸眼視力 1.0 未満の人の増加率が高くなっていることが分かりました。
しかし、同様にこの調査から、近年若年層の虫歯の者の割合が低下していることも分かりました。平成 26 年度と最新老虎机-老虎机游戏@ 6 年度で比較すると、幼稚園では約 18 ポイント、小学校では約 20 ポイント、中学校では約 16 ポイント、高等学校では約 18 ポイントと、すべての年代で 20 ポイント近く低下していることが分かりました。理由として、学校での歯磨き教育の普及が考えられます。
以上のことから、若年層の視力は年々低下しており、特に高校生の視力の低下が目立っていることが分かりました。また逆に、若年層の虫歯の割合が減少していることが分かりました。若い世代の健康問題が注目されることが多いですが、良い傾向にあるデータにも注目し、維持していくことも重要であると感じました。
その他、調査の図表、詳細等につきましては下記の参考文献をご参照ください。
出典:文部科学省(2025)『最新老虎机-老虎机游戏@ 6 年度学校保健統計(確定値)の公表について』
https://www.mext.go.jp/content/20250213-mxt_chousa01-000040132_1.pdf
(最終確認日:2025/04/19)。