生活心理専攻4年
生活文化学科 生活心理専攻 4年
※インタビュー内容?情報は取材時のものです
Q1 この学科で学ぼうと思ったきっかけはなんですか?

体験授業への興味と
教員免許取得が進学の決め手に
高校時代に本学で学ぶ先輩から大学や学科の話しを聞き、面白そうだと感じたことが最初のきっかけでした。細かく調べるうちに、4年間のカリキュラムで教員免許が取得できることに魅力を感じ、一方でオープンキャンパス時の髙橋桂子先生の体験授業が非常に興味深く、ぜひ先生の授業を受けたいと思ってこの学科を志望しました。今は将来、家庭科教員になることを目標にしています。
Q2 特に印象に残っている授業はなんですか?
企業や経済への関心度が高まる
実践的演習授業
2年次の「生活経済論演習」が印象的です。先生が推薦する企業を事前に調べて訪問し、自分で作った名刺を渡して話を聞いてくれるという実践授業で、挨拶の仕方から質疑応答の会話の方法論など多く学びました。私の訪問企業は大手証券会社と教育系企業で、どちらも非常に親切な対応をいただき、この授業をきっかけに普段の生活でも製品やサービスだけでなく企業体質についても考えが及ぶようになりました。水泳をやっている友人が計測タイマーのメーカーに行くなど、その人によりフィットした企業を選べるケースもあります。
Q3 入学前と入学後で大学の印象は変わりましたか?

グループワークで受ける、
友人たちからの新鮮な刺激
授業時間100分は長く最初は疲れましたが、興味が持てる内容であり、自分から学ぶ姿勢を持ってのぞむ授業なので、すぐに長さを感じなくなりました。生活心理フィールドワークの授業では、農業における後継者問題について実際に農業関連の企業で話を聞く機会があり、高校時代にはなかった経験ができとても新鮮でした。グループワークの発表もいろいろな考えを持ったクラスメイトと議論を通じて高め合うことができ、高校の時とはまた違う大きな刺激を受けています。
Q4 学科や専攻での学びから、将来社会に出た後も役に立つと思う考え方やスキルはありますか?
時代を捉えた授業が
教員の視点を養う
家庭経営論の領域には、給与明細の読み方やクーリングオフなどの売買契約など、社会生活に即した内容があり、ショッピングの際に意識するなど普段の生活に大きな影響がありました。また、学校や授業に関連するニュースや報道に接する機会が増え、将来教員になったときにきちんと説明できるようになっておきたいと思い、それらを教員目線で見るようになりました。
Q5 これから実践女子大学を目指す高校生たちへのメッセージをお願いします。

一人ひとりの興味を
後押ししてくれる先生に感謝
大学生は自分のやりたいことにたっぷり取り組める時間です。勉強を進めていくうちに次々に新しい言葉と出逢い、さまざまな分野の学びと関わり合い、先生が研究を後押ししてくれます。興味のある分野を自主的に探し、ぜひ前向きに頑張ってください。