日本美術史ゼミ(馬渕 美帆先生)

学生によるゼミ紹介
馬渕教授の日本美術史ゼミでは、江戸時代以前に制作された日本美術について、絵画を中心に幅広く取り扱っています。私の卒業論文では、江戸時代に活躍した伊藤若冲の《動植綵絵》について調査?研究を行ないました。論文制作を通して、研究資料を収集し、作品が描かれた当時の時代背景や、制作された意図を読み解きながら論文としてまとめ上げる技術を身につけることができました。ゼミの中では他に、円山応挙や葛飾北斎の作品について調査?研究を行なった方もおり、中間発表では、ゼミ生同士が論文テーマや進捗状況を確認しあえる機会があります。論文の提出までは、教授との個別面談により、論文制作のポイントや研究資料の探し方を手厚くご指導いただけます。
教員によるゼミ紹介
日本の中世から近世の絵画を研究したい人を中心に、幅広い興味を持つゼミ生を受け入れています。作品や作者に対する「好き、気になる、知りたい」という気持ちに基づき、意欲的に研究に取り組む人を歓迎します。卒論を書く上では、好きなものに集中するのはもちろん良いことですが、初めから研究対象をあまり狭めず、様々な分野に目配りすることも大切です。時間がある大学生の間に、多くの本を読み、多くの作品を実際に見る経験を持つことをお勧めしています。