西洋近代美術史演習a

講義形式の授業とは異なり、西洋近代美術史演習aでは学生が能動的に問題を解決する力を育みます。美術作品について自らの言葉で語る力を養うために、色彩や構図などの美術用語を学んだ上で、実際に美術館を見学して作品を記述します(2023年度はアーティゾン美術館を訪れました)。その場で直接作品を観察し、表現、テーマ、技法などを考察し、自らの考えを書き留めることで、より深い理解と分析能力が養われます。また、各自の関心に近い美術作品を担当し、様々な角度から調べた上でこれを発表します。これはプレゼンテーションを作り上げる力を身につけ、他の学生とのディスカッションを経験するとても良い機会となっています。