日本近代美術史演習

日本近代美術史演習では、例年前期の初めに東京国立近代美術館などを見学し、自分で作品を選び、実際に作品を見て記述し、レポートを作成します。さらに作者について調るなど内容を深めて一人一人が発表をおこないます。同じ作品を複数人が取り上げた場合には、人によって着眼点が異なることに気づかされます。他の受講生たちも事前に発表される作品について調べ、何人かでディスカッションしたり発表者に質問をしたりして、お互いに意見を出し合いながら作品理解を深めていきます。後期には自由にテーマを決め、前期に身につけたことを踏まえて発表し、それを卒論へとつなげていきます。