教員別卒業論文テーマ(2023年度)
2023年度 文学部 国文学科 卒業論文 題目
池田三枝子ゼミ(上代文学)
古代人の他界観
笠女郎歌群研究
巫女に求められた力 —アメノウズメを中心に—
防人歌研究
天佐具売と天邪鬼-神聖な存在と妖怪が同 —視されるようになったのは何故か—
アマテラス論
上代の死生観
陰陽師研究 安倍晴明中心に
話型と時代性 —黄泉国神話が与えた影響—
古事記の婚姻 —ニニギノミコトを中心に—
コノハナノサクヤビメ研究
貴種流離譚の文学性
古代と現代の恋愛観
黄泉の国研究 -古事記神話における他界観-
上代文学における死
舟見一哉ゼミ(中古文学)
実践女子大学所蔵「源氏物語古註釈書」の分析 —黒墨註が『紹巴抄』である可能性—
実践女子大学が所蔵する源氏物語に関連する古筆切の研究 —高精細デジタル顕微鏡に基づく紙質調査を中心に—
屛風歌と現代文化「2.5次元」 —「エーステ」を0番として—
怪異と性別 —平安時代の怪異と現代の怪異との比較を中心に—
『寝覚物語』における髪の特殊性 —不の感情を中心に—
貫之の『新撰和歌』編纂理念
天理図書館蔵 伝藤原定家筆『源氏物語』「野分」の書写者はだれか —定家仮名遣から読み解く—
『和泉式部集』の恋歌における表現と想い副助詞「さへ」を用いた技巧
和楽器を海外に広めるための3つの方法
『とりかへばや物語』の女主人公について —ジェンダー論による分析—
勅撰集に詠まれた富士展覧会で富士の新たな魅力を広める
清輔?俊成の〈病み〉の違いに関する試論 —述懐歌の表現の比較を通して—
後拾遺集「恋二」を読み解く私家集とのちがいから
「うつろひ」と小町
現代楽曲における同音異義語を分析する —百人一首の掛詞の構造をもとに—
ICTを用いたPBL型学習による教育効果 -現代の高等学校芸術科書道を中心に-
暁の恋 —古今和歌集における暁の捉え方と現代の扱われ方の検討—
紫色と白色の変遷 —『源氏物語』と現代のアニメキャラクターとの比較—
佐藤悟ゼミ(近世文学)
「畦倉重四郎」の研究
上田秋成「菊花の約」の研究
「仮名手本忠臣蔵」の研究
大原祐治ゼミ(近現代文学)
身近な人の死 —梨木香歩『西の魔女が死んだ』を中心に—
トトロは一体? —誰もが一度は聞いたことのある「トトロ」にせまる—
江戸川乱歩の短編作品における恐怖演出の傾向の変化
坂道グループの個性について
『新ハムレット』を探る —戦時下における太宰版ハムレット—
司馬遼太郎の吉田松陰像 —『世に棲む日日』を中心に—
M1グランプリから見る「漫才」の競技化による「お笑い」の進化
アイドルアニメに見るアイドルの変容
明治時代における日本の怪談作品 —小泉八雲の怪談作品から考える—
文学作品の受容におけるあらすじの機能について
上橋菜穂子『獣の奏者』とコロナ禍 —希望と絶望について—
森見登美彦作品における横断的特性 —人物と京都—
病を患う作家が文学で表現したこと —北條民雄論—
『僕のヒーローアカデミア』における理想のヒーロー像
清水紫琴「こわれ指環」研究
太宰治『女生徒』における読点の効果
アニメ?漫画?ゲームにおける「旬ジャンル」およびそのファンについての考察
棚田輝嘉ゼミ(近現代文学)
『名探偵コナン』論 —ミステリー×ファンタジーを描く少年マンガ—
宮沢賢治の描く世界 ——賢治童話における色彩語——
罪の連鎖 ——夏目漱石前期三部作における女性像——
愛と共依存 —湊かなえ作品における愛の描かれ方—
女たちの選択 —太宰文学における女—
ドラえもんが愛される理由 —藤子?F?不二雄が伝えたかったメッセージとは—
赤い〝尾つぽ?を追って ——室生犀星「蜜のあはれ」論——
キャラクターたちは生きている —少女漫画におけるキャラクター—
理想と現実 ——田山花袋が若い女を描く背景——
椅子の中の世界 ——江戸川乱歩が描く歪な愛の形——
戦いの先にみえたもの —宮崎駿作品における「戦う少女」たち—
苦しみと生きること ?野木亜紀子の脚本における女性像?
聖地巡礼 ——現代アニメにおける地方を巡って——
アンチヒーローの魅力 —藤本タツキ『チェンソーマン』デンジという男をめぐって—
少年漫画の手法 ——少年ジャンプ作品分析——
「SLAM DUNK」における努力?友情?勝利 -ライバルが桜木花道に与えた影響-
憧れのヒロイン ——少女漫画における少女像の変遷——
ブルナ?ルカーシュゼミ(近現代文学)
戦争で変わりゆく価値観 —遠藤周作『海と毒薬』論
シャーロック?ホームズシリーズにおける人種差別 —近代翻訳を中心に
いじめ、性教育、家庭 —湊かなえ『告白』における社会問題
星新一が「ロボット」を通して見つめた「人間」 —半世紀前からのメッセージ
支える菜穂子と支えられる節子 ?二つの『風立ちぬ』のヒロイン
内省する男たち —中島敦作品における主人公像
寂しさからの救済 —大森元貴の描く人生観
感覚にとらわれた人物 —江戸川乱歩「人間椅子」と「屋根裏の散歩者」
恋愛の性差 —有川浩の〈自衛隊ラブコメシリーズ〉における告白場面
文学と農業 —宮沢賢治作品における農民の姿
女性が持つ強さ -有川浩『図書館戦争』シリーズをめぐって
女性達とうぶめ —京極夏彦『姑獲鳥の夏』論
作り直されたラストシーン —『魔女の宅急便』の小説と映画を比較して
「少女」に向けるまなざし —田山花袋「少女病」論
被害者か加害者か —江戸川乱歩が描く女性
「道徳革命」の完成 -『斜陽』におけるかず子の生き方
心うつろう女性 谷崎潤一郎『鍵』論
山田里奈ゼミ(国語学)
アニメ作品における女性が用いる終助詞の研究 -「わ?よ」「かしら?かな」に着目して-
現代における愛知方言の使用状況
ディズニープリンセスにおける性格と言葉遣いの関係
若者における程度表現とその分析 -「めっちゃ」「まじ」「超」に着目して-
中学校教科書における語彙の研究 —公民?理科を対象に—
類義語「大切」「大事」についての研究
福島県中通りにおける方言の使用実態 ‐方言に対する意識調査から‐
流行後に定着する語としない語 —ユーキャン流行語大賞受賞語を対象として—
副詞「全然」の変遷
昭和から最新老虎机-老虎机游戏@における女性シンガーソングライターの歌詞の変遷
室町時代から2000年までの接頭辞「お」の敬語研究 -美化語に着目して-
マンガの大阪方言における「動詞+否定形」の使用 —実際の大阪方言との比較を通して—
文末詞から見るキャラクター性 —宝塚歌劇「CITYHUNTER—盗まれたXYZ—」を対象として—
漫画の登場人物における一人称の様相
オリンピックテーマソングの歌詞分析
〈推し〉に対する呼称の研究
女性文末詞の使用頻度 —海外映画の字幕と日本映画の台詞の比較調査—
『天草版伊曽保物語』を軸とした音韻の研究 -室町時代から現代までの変化-
山内博之ゼミ(日本語教育学)
「恐怖」を表す表現に関する研究 ‐「怖い」「恐ろしい」「怖がる」「恐れる」「怯える」を中心に‐
「破る」「裂く」「ちぎる」の使い分けに関する研究
「悩む」「迷う」「困る」の使い分けに関する研究
「へこむ」「落ち込む」の使い分けに関する研究
接続助詞「ケド」の機能に関する研究 —話し手と聞き手の観点から—
「超える/越える」「超す/越す」「超越する」の使い分けに関する研究
「頑張る」「努力する」の使い分けに関する研究
日常的に使用される冗語表現に関する研究
「諦める」「断念する」の使い分けに関する研究
「無理」の新用法に関する研究
「紳士」「淑女」「レディ」「ジェントルマン」に関する研究?男女を上品に表す語?
「得る」の意味?用法に関する研究 —「手に入れる」「獲得する」「ゲットする」との使い分けを中心に—
「はまる」の意味?用法に関する研究
「内緒にする」「秘密にする」「黙っている」の使い分けに関する研究
「パクる」の意味?用法に関する研究
「思い浮かべる」「思いつく」「ひらめく」「思い浮かぶ」の使い分けに関する研究
「妬く」「嫉妬する」「妬む」の使い分けに関する研究
「出発する」「出る」「発つ」の使い分けに関する研究